【2023最新】MS処理はこれだけ!最強プラグイン1選

【2023最新】MS処理はこれだけ!最強プラグイン1選

今どきのブログっぽいタイトルにしてみました。

 

最近ちょこちょこウェブサイト回りに手入れしていました流れで、Googleの「サイトへのトラフィック内容が分かる」みたいなWPプラグインを導入しました。そこで判明したのが、過去記事の「MS処理で空間を節約する」への検索ワードによるアクセスが突出して多いということです。

確かにMS処理は曲のミックスをある程度やっていくと誰しもが気になってくる重大ポイントのひとつですよね。

しかし先述の記事はかれこれ10年近く前のもの(!)になりますので、今回はこのMS処理についての最新の所感をまとめたいと思います。

 

MS処理できるプラグインの変遷

あくまで知っている範囲内/使ってきた範囲内の話になりますが、MS処理の有名プラグインといえばまず Waves S1 Stereo ImagerWaves Center が思いつきます。このうちS1 imagerはかなり昔(20年前くらい?)からありましたが、MS処理という考え方を重要なものとして世に広めたのは Brainworx (Plugin Alliance) 社のように思います。

今日では Fabfilter Pro-Q3 (←MS処理を抜きにしても最重要プラグインのひとつ)のような普段使いのEQもMSモードがありますし、iZotope Ozone のようなマスタリング用プラグインにおいてはMS処理ができないなど考えられない、という時代です。

 

MS処理の最強プラグイン1選

個人の感想になりますが、MS処理プラグインは各社のアルゴリズム的な何かの都合でしょうか、音色変化してしまうものが多い印象です。そんな中でおススメしたいのが、やっぱり本家・Brainworx (Plugin Alliance) 製のものです。

Plugin Alliance 製品は標準でMS処理用のモジュールが組み込まれているものが多いですが、個人的に一番使いやすいのが画像にもありますbx_control V2 です。右端のツマミ「Stereo Width(ステレオの幅)」を「Mono(0%)」から「100%(通常ステレオ)」を経て「400%(超ワイド)」まで調整できます。

 

「迷ったらコレ!」

「MS関係はこれ1つで必要十分!」

「目立たせたくないパッド系音色や空間系エフェクト音に幅を出すことでミックスが数段レベルアップした!」

「PAはよくセールやってるけどまず狙うならコレ!」

……などなど、ぼくの中の仮想ユーザー評価は☆5です。間違いない。

 

ひと昔前はあれこれ試行錯誤の末に、いろいろな手間を経て実現していたMS処理。今どきはこんなに便利なものがあるんですね。

 

 

また時間ができましたら、他のおススメプラグインも含めて実際のMS処理工程なんかも紹介できればと思います。


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