ミュージカル『モンタージュ』劇中歌曲を担当しました

ミュージカル『モンタージュ』劇中歌曲を担当しました

去る9月20日~9月24日に上演されたミュージカル『モンタージュ~届けたい一通のラブレター~』の劇中歌曲12曲の作詞(一部)・作曲(一部共作)・編曲を担当しました。

元となる演目のプレミア時に制作段階からがっつり関わった、思い出の作品です。前回2020年の再演で全曲を一新する大幅リニューアルがあり、今回はさらにシナリオもリニューアルした『シン・モンタージュ』と呼ぶべきものになりました。

出演キャストの顔ぶれも、昔からご縁のある方々がちらほら。知り合いが活躍する姿ほどモチベーションをかきたてられるものはありませんよね。

運営の手伝いとして上京した我が妻も「めちゃくちゃよかった」と言ってました。配信公演を拝見したぼくも「めちゃくちゃよかった」と思いました。改めまして全てのスタッフ・キャストのみなさまと、ご観覧のみなさまに感謝もうしあげます!

 

うろ覚え「音楽スタッフ紹介」

それでは恒例(にしていきたい)の「エンドロールやパンフ情報では足りないので個人的に覚えている限りの音楽制作スタッフを紹介します」コーナーです(敬称略/リンクは各人のX(旧Twitter)プロフィール);

 

作曲・楽曲プリプロダクション:水野哲也(PaniCrew)

 →前回の楽曲リニューアルの際、何曲かについては「水野哲也さん(テツさん)が試作していたものをぼくが清書する」という工程で作っていきました。テツさんとの共作は何度目かになりますが、毎度さすがのセンス抜群リズムトラックと、洋楽テイストがオシャレなメロディに刺激を受けています!

 

作詞:佐藤依恵

 →シンガーソングライター・佐藤依恵さん(サトちゃん)には数曲で作詞していただきました。ここだけの話ですが、われながら名バラードに仕上がった『泡沫の夢』は、サトちゃんが詞をつけてくださるということだったので「よし、サトちゃんに『わあ、素敵な曲ですね!』て言ってもらえるようにコード進行のきれいな曲にしよう!」とか考えながら作りました。そしてまだ感想は聞いていません。笑。

 

作詞:米野賢道

 →今公演では主人公の父親にして郵便局長役をされた米野賢道さん(コメさん)も、勝手知ったる昔からの制作チームのひとりです。スマートなルックスと甘い声のコメさんですが、彼の歌詞はユーモアと男らしさを感じられるものが多いです。先にご紹介しました佐藤依恵さんとボーカルユニットもやっているそうで、いっそうのご活躍に期待ですね!

 

作詞・仮歌:横木章弘

 →横木章弘さんには数曲の作詞と、キャスト練習用音源の仮歌歌唱をお願いしました。彼とはたびたびご一緒させていただいていますが、気さくで面白いキャラでいつも楽しませていただいています。ほんと人間性とコミュ力を見習いたい…。

 

仮歌・歌唱指導:あさ実
 → おなじみシンガー・あさ実さんには、今作も仮歌とキャストへの歌唱指導をいただきました。いつも思いますが仮歌の完成度がすごすぎますね…キャストにとっては最良の目標となっていることでしょう(汗)。

 

そして最後に。本作は初演からしばらくはバンド演奏による劇伴でした。歴代のバンドのみなさまが築いていったものや、意見交換していく中でアレンジが決まっていったものなど、この演目の音楽にも積み重ねてきたものがあります。改めて、みなさまありがとうございます!

歴代バンドメンバーもほぼほぼ覚えていますが正式な記録が手元になく、抜けがあるといけませんのでひとりひとりのご紹介は割愛させていただきます。ご了承ください。

 

 

今公演はスタッフ一同とても手応えのあるものだったかと思います。個人的にも好きな演目ランキング上位に入る作品ですので、末永く愛され再演されるよう願っております。引き続き応援よろしくお願いいたします!


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