速くできるものが良いもの

速くできるものが良いもの

音楽に限らず、また仕事なのか趣味なのかに関わらず、ものごとで何らかの成果をあげる・確実に成長する上で大切になってくる指標?のようなものが主に2つあると考えています。

 

【スピード】【模倣】です。

 

どちらも一見すると、とくにクリエイティブな分野については「逆じゃないの?」と思えるかもしれないですがそこは逆に逆な感じなのだと思っています。

 どちらについても結構かきたいことがあると思われますので今日はまずスピードについてお話します。

 

 

【スピードは作品レベルの指標になる】

かんたんにいえば、「速さ」を実現するには「効率化」が必要になってきますので、常にスピードを意識していると「要領の良さ」、すなわち「スキル」を身につけられるということでしょうか。

パソコンに詳しい友人に使い方を習ってみたけど、マウスのクリックやらウインドの移動やらが速すぎて「んなもん分かるかぁぁぁーっ!!!」という経験はだれにでもあると思います

他の場合でも、何かの分野のエキスパートと呼べる人たちはみな、仕事中は無駄なところに時間のかからない人たちばかりのようです。

あえて逆にいえば、つまり;

「作業スピードが遅い=技術・経験が無い=成果物のレベルも低い」

と考えられるわけです。

 

 

【鮮度が命です】

クリエイティブな分野ではとくに、「制作中のものについてどれだけ新鮮な動機とイメージを保ったまま作業を続けられるか」がとても大切ですので、不必要なところでダラダラの原因となるような時間のかけ方は避けたいところです。

「じっくり時間をかけて良いものを作る」という場合も「最速のスピードによる作業の集合体」みたいなものが理想かなと思います。

個人的な目安として「煮詰まってきたから気分転換が必要だ」と思ったら要注意と考えるようにして、その場合は「どこかで効率の悪い方法をとっていないか」ということをまず見直すようにしています。

 

 

【じゃあどうやってスピードを獲得するか】

具体的なスピードの上げ方については、人それぞれの環境や状況によって違うと思いますので「速さ・効率化を意識しながら進めよう!」としかいえません。

ですが現時点までにぼくが気づいた中で、どの分野にも共通して言えるだろうという真理のようなものが2つあります。

【「人は成長する」という自分の可能性を信じること】

【何度も何度も繰り返してやること】

です。

急に精神論か?という感じですがそうではなくて、事実、人間には学習能力がありますので、同様のプロセスを繰り返すことでだんだんスピードが速くなっていくのです。

初めて作った曲は一ヶ月かかりました。でも2曲目は一週間でできます。10曲目は3日でできます。1000曲目は3時間でできます。

12キーのスケールをひと通り弾くのに、ピアノを始めたころは1日かけてもできませんでした。でも一週間後には1時間でできるようになりました。それから10年たって、今では30秒もかかりません。

 

この「スピード」と「技術」の習得は、それこそスピード、というか期間を空けすぎずに続けることが大事なようで、例えば普段やらない動画編集なんかは毎回時間がかかってしまいます(汗)。

ていうかこのブログ自体が残念な更新頻度なのでかなり時間がかかっています。「お前がな!」感がすごい。

 

…こういう方面から考えてもやはり、「継続は力なり」みたいですね。

 

またこんどは【模倣】の方について考えてみたいとおもいます。

 

 

 

木曜a.k.a.まえのめり@48kHz


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